未来に想いを馳せる大学生の日記

慶應理工学部4年生でyoutubeでテクノロジーについて発信してる自分がyoutubeのこと、テクノロジーのこと、理系のこと、研究室のこと、就活のこと、ダイエットのことオールジャンルで発信していきます!


ソウル大学のエリートが焼き鳥屋さんに!?恐るべき韓国の就活事情


みなさんこんにちは!

3で研究室に泊まってる割に、

いる時間のうち研究してる時間は40%くらいしかなく、

「時間の割に進捗出てないやん」

って言われることを恐れて

夜も眠れない辻ちゃんです。

(学校まで2時間かかるので時間短縮のため泊まってるだけ...

 

6月7~9日に韓国に行ってきました!

旅行ではなく、内定先の会社の遠征に

同行させていただいた形です!

 

 

 

韓国では日本で働きたい韓国人材のための

就活イベント「KOREC」に参加してきました!

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イベントの様子

 

 

「わざわざ韓国人をとるメリットってあるの?」

 

そう思われたと思います。

てか思ってほしい。てか思いなさい。笑(切実)

 

ということで、本日は

  • どうして韓国人人材がアツいのか?
  • 韓国の就活状況はどうなっているのか?

についてまとめていきたいと思います!

(冷静にこれ誰向けの記事だ?笑)

 

端的に言うと、

韓国は就活状況はむっちゃ厳しいです。

 

日本とは反対の買い手市場で、

内定をもらえる企業数は

一人あたり平均0.6社(日本は2社)

 

それゆえ、

ソウル大学(東大を超える韓国最高峰の大学)に行った

エンジニア志望のエリートでも

働き口がなく仕方なく焼き鳥屋さんになる事例も

珍しくないとのこと

 

ましては、

ソウル大学に行けない人はもっと厳しい。

就活浪人当たり前。

 

そして内定もらえらればOKではない

企業の年収格差が大きい。

大手に入れれば年収2000万円、

入れず中小企業だと500万円以上行くことはない。

 

 

 

「なぜここまで就活が厳しいのか?」

 

その理由を一言でいうと財閥社会。

韓国は財閥の大手(ヒュンダイサムスン)の企業が

GDPの80%を占めて、

圧倒的に人数が多い中小企業はわずか20%

 

それで大手の年収が高く、

そうでないと年収が低くなってしまうんです。

 

反対に日本の企業は中小企業が元気です。

理由は、

車などの部品メーカーである中小企業が80%のGDPを占めます。

 

大手メーカーは商品を売るわけなので

その商品の売り上げに左右されるため波が激しく、

一方部品メーカーは複数取引先があって

1つの商品による影響が小さいので安定しやすいらしい。

 

だから、

韓国はヒュンダイサムスンといった

財閥系の大手メーカーの一人勝ちになってしまい、

大人数を占める中小企業が元気ない。

結果として就活状況は厳しいというわけです。

しかもこの景気は今後10年間変わらないとまで言われている。

 

それで、

向こうの人はソウル大学にはいり、

いい企業に入るため韓国の学生は必死に勉強します。

TOEIC900点台はごろごろ、

N1取得者もごろごろ(日本語検定一級みたいなもの)

つまりは

 

「日本では無双するような優秀なトリリンガルが就活に苦しんでる」

 

わけです。なんてこった。

 

採用のスタイル、スタンスも違う。

日本とは違い即戦力採用で、

面接ではいかに学歴や資格で、自分の能力をアピールし、

大手に受かることだけを考える生存競争。

 

そこには本人自身の想いなどはあまり重視されず、

「夢は?なりたい姿は?」

と聞かれても考える余地もないから返答に困ってしまうそうだ。

 

そもそも、韓国の就活生に

自己分析という習慣がないらしい。

 

「なぜ優秀でずっと頑張ってた勤勉な人に機会が与えられず、

個人の想いをもつことが許されないのか?」

 

話を聞いて僕は激しい憤りを感じました。

(俺っていいやつ。笑)

 

「だったら韓国の優秀な人を日本に連れてきて働いてもえばいいんだ」

そう考えたのがアロージャパン(内定先)でした。

 

実際に前回の韓国人向けの就活イベントで内定者をだし、

その2人も今回お手伝いにきてくれました。

 

2人ともとても日本語ペラペラ、

(僕よりも日本語が苦手な僕よりも堪能。)

頭が良く、それでいて人格者。

男性は2年間の兵役経験があってガッツがある。

なにより母国を離れてでも日本で働きたいという

強い意志と成長意欲に感銘を受けた。

 

来年の入社時からそんな刺激的な人たちと働けるなんてワクワクが止まらないぜ!

 

今後は韓国人を自社だけではなく、

他者にも人材を送り出す人材派遣事業として

拡大を進めていくそうです。

 

売り手市場の日本企業、買い手市場の韓国企業を

マッチングさせるなんて社会貢献性の高い事業なんだ。

 

多くの韓国人が日本に来て活躍して、

さらに日本人もそれを見ていい刺激を受けて

社会がもっと良くなることを願います。(誰目線。笑)

 

今回はほとんど聞いた話をまとめただけなので、

実際にイベントに参加し、座談会、面接を通じて

感じたことはまた書こうと思います!

以上つじちゃんでした!

最後まで見てくれた人ありがとう!